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    2011年09月27日

    『ブルーバレンタイン』と『ザ・ファイター』



    『ブルーバレンタイン』を観た。
    終始、あるある!と思いつつ観た。
    こういうやりとり、数えきれないくらいしたことあるよ。
    自分の抱えてる悩みとか葛藤って
    超普遍的なことなんだなーって再確認!

    自分の人生への向き合い方と
    いちばん近い他人のそれが異なってきたとき
    どういうふうにすり合わせるのか、
    またはそれをしないことを選ぶのか
    についての映画。

    いろいろぐっとくるシーンはあるんだけど、
    ジョージが老人ホームの引っ越しで
    お年寄りの部屋をデコレーションするシーンが好き。
    あのシーンで一気にディーンのこと好きになっちゃう予感がした。

    好きなところと嫌いになるところは
    表裏一体なんだなあとも。
    だから、「変わらないから好き」になることも
    「変わらなかったから嫌い」になることもある。
    その瞬間になってみないと、自分でもわからない。
    自分が変わっているかにもよると思うし。

    他人となにかを100%共有するなんて無理だと思ってる。
    無理なんだけど、共有できてる数%の部分が
    自分にとって大事だと自覚できるから一緒にいるんだと忘れずにいたい。

    こういう結末になるのは理解できるけど、
    でも他人事としてスクリーンで見せられると
    なかなかつらいものがある。
    まだ信じていたい部分が少なからずあるんだろうな。

    信じたいものを信じるために何ができるかって言ったら
    家に帰ってケンカ(というか私が一方的に腹を立てている)している
    夫にやさしく言葉をかけることなんだろう。



    今気付いたけど、このレポートいいね!
    枡野浩一にはキュンとするなー。
    でも夫だったらイライラするだろうなー。



    早稲田松竹で二本立てで観たので、
    ザ・ファイター』も観た。



    これがまたいい映画で
    夢みたいな物語なんだけど実話をベースにしてるの。
    本人たちの映像が最後にちょっと出てくるんだけど
    それもいい顔してて。

    すごいリアリティをもったつらいフィクションの話と
    嘘みたいな夢みたいな実話のストーリーを一緒に見せて、
    信じたいほうを信じればいい
    と思わせることが目的だったんだとしたら
    この組み合わせは大成功だと思う。

    私は『ブルーバレンタイン』が観たかったから、
    『ザ・ファイター』で始まって終わる上映スケジュールが
    ちょっと不満だったんだけど、
    『ザ・ファイター』を観て劇場を出てほしいっていう
    上映側のメッセージのような気がして、
    えらく納得したのでした。

    早稲田松竹にて9月30日まで。
    posted by リョーコ at 05:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年02月16日

    映画『冷たい熱帯魚』を観た


    園子温の『愛のむきだし』に感動して、
    次回作は絶対映画館で観よう!とおもっていたので観にいった。

    埼玉の愛犬家殺人をもとにした物語。
    私はこの事件のことがほとんど記憶にないから
    映画を観ながら、どこまで実話エピソードなんだろう
    と氷の上を歩くみたいな気持ちで観ていた。

    暴力と血と肉と骨にまみれてる!
    観ているうちにそれにどんどん慣れていって、
    自分がいつ「そっち側」と入れ替わってもおかしくない
    っていうか、そうなることもあるのかもしれないって気になってくる。
    「そっち側」との境目はどこにあるんだろう。
    実はおもってるより、全然近くにあるのかもな。

    グロテスクなシーンの連続なんだけど、
    自分との戦いというか、目をそらしたら負け
    みたいな気持ちになってきて、
    今まで自分が観てきたグロいものとか
    それを作る現場は実はけっこう笑えることなんかを絶えず考えて、
    スクリーンを凝視した。
    途中でそっちに集中しすぎて、内容から意識がとんだ。

    ラストは救いがなさすぎて
    声をあげて笑いそうになっちゃったんだけど、
    その救いのないラストを観て逆に
    私はまだいろんなものを信じられるし、
    信じられなくなったら新しい信じられるなにかを
    探すんだろうとおもった。
    おもに家族について。

    別の時期に観たらちがう感想なのかもしれないけど、
    繰り返し観たくはまったくならないのでわからないな!
    映画館出るとき、観客席でうずくまって動けなくなってる人を横目で見つつ、
    お昼はラフテーを食べたいなとおもったのだった。


    posted by リョーコ at 05:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年01月17日

    映画『ソーシャル・ネットワーク』を観た



    サクサク進むスピード感と、
    好感をもてるわけじゃないけど目が離せないキャラクターで、
    観てるあいだ、本当に楽しい。
    ドーパミンがどっぱどぱ出る。

    私はとても単純なので、
    フェイスブックがどんどん拡大して
    世界がどんどん広がりゆくさまを見て、
    いいなーこういうの人生の醍醐味! 高揚!
    とおもってた。

    それが友人のエドゥアルドにパソコンを叩き付けられるところで
    一気に、本当の幸せって何?みたいなことを突きつけられて
    世界も一緒にひっくり返った。

    凡人の私はそうおもったけど、
    マークザッカーバーグは絶対そうはおもわない。
    そうおもわない人がこれからどういう世界を作るんだろう。

    この人たちがリアルタイムな人たちっていうのがすごい!
    アメリカでどういうふうに観られてるのか気になる。
    そしてキャストが異常に似てる!
    観終わって、すぐ登場人物の今を検索しまくったー



    息子がエドゥアルドみたいな目に遭ったら
    どうしよう、、、と本気で心配した。
    なんて声をかけたらいいんだ、、、
    最近映画を観ながら、これが子どもだったらどうしよう
    (おもに心配)
    とやたら考える、うざい親になってきた!


    posted by リョーコ at 07:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年11月11日

    「カールじいさんの空飛ぶ家」

    カールじいさんの空飛ぶ家」を観てきました。

    冒頭の夫婦の歩みがすばらしかった。
    結婚生活って、まあまだ1年ちょっとだけど、
    1日1日のスパンでみるとくだらなかったりめんどうだったり
    そういうことが目につきがちだけど、
    その積み重なった先にすごくいとおしいものがあるんだよな
    ってことを思い出しました。
    それがコンパクトに、でも気持ちをがんがん揺さぶられる感じで描かれていて
    ピクサーってすごいんですよ。あ、みんな知ってた?

    私ファンタジー映画にあまり関心がないんですが、
    ばつぐんに魅力的なキャラクターと
    突き抜けた透明なカラフルさで
    その後も持っていかれました。

    渦中にいると見えないことも
    スクリーンで客観的に観ると
    はっとすることもあるなーと(美化しすぎ?)

    夫婦で手つないで観に行くのに
    いいとおもいます。
    ってひとりで観ちゃったよ。
    12月5日公開。
    posted by リョーコ at 04:44| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年10月24日

    「チェンジリング」


    チェンジリング [DVD]

    チェンジリング [DVD]

    • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
    • メディア: DVD



    私、大変飽きっぽく粘りに欠けるので
    映画は90分前後の作品がいちばん好きなんです。

    でもこれは、最後まで
    長い とか あと何分 とかいっさい感じなかった。
    もう、最後まで「希望のある結末を」と祈るように見てました。

    家族が増えるってそれだけで
    病気をしたり事故に遭ったり
    いろんなリスク(自分の人生がそれで埋め尽くされる級のものも含む)が
    増えることも意味していて、
    妊娠中は、そういうことを考えては絶望的な気持ちになったりもしてたけど、
    でも、じゃあそのリスクがあるから家族はいないほうがよかったか
    と考えると、それはない。

    起きる可能性より起こらない可能性のほうがずっと高いから
    起こらないほうに賭けて、今の幸せを手に入れてるんだとおもう。
    そして一生祈り続けてるんだとおもう。

    映画ですが、
    見終わって思わずウィキペディアでこの話の元になった事件を調べてしまった。
    ひどい。。。頭がぐらっとするくらいひどい。
    でもそのひどさに真っ向から立ち向かったおかげで
    今守られてる人がいる。

    自分の人生にどういうふうに意味を見いだしていくかは
    自分次第なんだよなあ。
    そこに起こる困難に向かう強さもふくめ。

    アンジェリーナジョリーのファッションが
    クラシカルでいいです。
    メイクは「大変なときではあるが、その化粧落とさないで夜を明かして平気?」
    と心配になる感じでした。
    posted by リョーコ at 08:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする