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    2010年07月03日

    「七人の敵がいる」


    七人の敵がいる

    七人の敵がいる

    • 作者: 加納 朋子
    • 出版社/メーカー: 集英社
    • 発売日: 2010/06/25
    • メディア: 単行本(ソフトカバー)




    「PTA小説」なんて
    ものすごい狭いターゲットに向けたみたいに謳ってるけど、
    子どもがいる人全員と働いてる人全員が共感できるんじゃないかとおもう。

    小学生の息子を持つワーキングマザーの陽子は
    仕事の勢いでPTAや地域活動での理不尽や無駄を斬ってくんだけど、
    それによって息子に火の粉がかかるのを感じて戸惑い、
    今までの自分の生き方を見直すようになる話。

    子どものけなげさと
    主人公の周辺の人たちのはたらくことに対する思いとかに
    涙をこらえるのが大変でした(通勤電車で読んでた)。

    今は「地域活動が負担」どころか
    なにか関わりたくてしょうがないって状態だけど、
    自分が仕事も家庭も、中途半端だなとおもうから
    足りてない自分を補える場所を探してるのかもしれない。
    (そこまでネガティブに捉えてるわけではないですよ)
    posted by リョーコ at 06:55| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年04月18日

    「告白」/子どもへの期待


    告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

    告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

    • 作者: 湊 かなえ
    • 出版社/メーカー: 双葉社
    • 発売日: 2010/04/08
    • メディア: 文庫




    そのうち読もうと思って早2年弱。
    もう文庫になってしまった。。。早い。。。

    通勤中に読んでたらやめられなくなって
    目的地についてもホームに立ったまま読みました。
    いやーおもしろかった。

    娘を事故で失った女性教師が、
    実はこれは殺人で、生徒の中に犯人がいると言い出し、
    そのことがいろんな登場人物の視点から語られるという話。
    ちょっとずつズレとか矛盾があって、そこがほかの人の話によって
    補完されたり、ウソついてたんだと気付いたりで、飽きない。



    母親との関係が
    キャラクターを描かれる上での基盤になってる。
    一番身近な大人である母親が人格に影響しないわけないと(うろ覚え)。

    妊娠中つわりで死にそうなとき、
    どうなったらこのつらさが報われるだろうか、、、とか考えたりした。

    それは、おなかの中の人が
    生まれてきてよかった って一度でも感じてくれれば
    それは大成功だなと。
    で、その「よかったこと」を自力で見つけてくれれば
    なおいいなーと。

    そういうすごく根っこの気持ちを忘れたくないなとおもった。
    そのことを伝わるように話すのもしなきゃいかんなと。
    (思ってるだけじゃだめ)
    受け取り方はその人次第だけど、受け取るまでの基盤も
    自分が影響するわけだから悪いようにはならないはずと思いたい。
    posted by リョーコ at 04:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年03月06日

    「オーガニック革命」


    オーガニック革命 (集英社新書 526B)

    オーガニック革命 (集英社新書 526B)

    • 作者: 高城 剛
    • 出版社/メーカー: 集英社
    • 発売日: 2010/01/15
    • メディア: 新書



    を読んだ。
    本当に宣伝してない。
    高城剛のブログで読んで、出たことを知った。

    私が去年読んだ本の中で一番好きだった前著、
    「サバイバル時代の海外旅行術」に比べると
    インパクトはかなり弱い。
    「オー」にアクセントでも「ガ」にアクセントでも
    どっちでもいい。

    内容は、自分にとっては目新しくなかった。
    医療費と美容費を考えれば、
    いい野菜に払うお金は決して高くない。
    スーパーで売ってる野菜の値段って
    まともにものを作ってる人に払う金額として安すぎる。

    それに子どもの体は大人の数分の一の大きさだから
    食べ物によくないものがあったら、大人の数倍以上
    ダメージ受けるんじゃないかっていうのも心配。

    それになにより、
    大事に育てられた野菜はおいしい。
    こないだ大地を守る会で初めて注文して
    そのおいしさに「今まで食べてた野菜はなんだったんだ!」って
    ショックを受けました。
    おいしい野菜は手をかけなくていいからラクだし。
    いろいろ考えると全然高くない。
    (でも夜に配達してもらえないので継続してない。残念すぐる)



    なので、この本のオーガニック的な部分には
    今さら、って感じであまり興味が持てなかったんだけど、
    高城剛の「世界が変わる時期だからテレビやネットじゃなくて現場で見る」
    って姿勢は、やっぱりすごく好き。

    この本を読んでたとき、
    産経新聞の記者が交通費が出ないから
    現場へ行かず伝聞のみで記事を書くっていうのが
    ちょうどTL上で話題になってた。
    対照的だとおもう。

    現場にいたからって誰でもわかるかっていえば
    そんなことは全然ないんだけど、
    どっちがおもしろいかっていえば、
    断然現場にいるほうとおもうので、
    なるべく外へ
    自分の目と耳でいろいろな物事にふれたいものだとおもったのでした。
    posted by リョーコ at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2010年01月23日

    「怒らないこと」アルボムッレ・スマナサーラ


    怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

    怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)

    • 作者: アルボムッレ スマナサーラ
    • 出版社/メーカー: サンガ
    • 発売日: 2006/07/18
    • メディア: 新書



    今年最初に読んだ本。

    イラッとすることがあって
    その原因となった誰かが去った後も嫌な気持ちで
    それってすごく損、とおもって読み始めた。

    「怒る人は自分が完璧だ、自分がすべて正しいと思っているから怒る」
    という言葉にどきっとした。
    これから子どもに対して、
    伝えなきゃいけない場面がいろいろあるだろうけど、
    私がすべて正しいわけではないっていうのは
    自分で踏まえていないといけないな。
    夫に対してもよく怒ってたけど、
    それも自分が正しいと思い込んでたから。
    みんが怒ってる家って、
    みんな自分が相手より正しいと思ってるってことでしょう。
    そりゃ休まんないわー。

    「怒る人はとことん合理性がなく無知」と言い聞かせていたら
    怒るのが恥ずかしくなってきたし、
    自分が嫌な気持ちになることも減った。
    それは周りの人のためにもよいことだし、
    自分にとってもよい変化。
    posted by リョーコ at 05:19| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年10月14日

    「赤ちゃんの脳を育む本」


    赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)

    赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)

    • 作者: 久保田 競
    • 出版社/メーカー: 主婦の友社
    • 発売日: 2007/08
    • メディア: 単行本



    「エチカの鏡」で紹介された
    カヨコおばあさんのご主人が書いた本。
    おばあさんの強烈なキャラクターが忘れられず、
    おもわず買ってしまいました。

    脳をきたえるための理論ももちろん書いてあるんだけど、
    それ以上にその月齢にあった鍛え方(遊び方)がおもしろいです。
    私、子どもと遊んでると間が持たなくなってしまうことがよくあるので。
    いや、息子は好きだしかわいいんだけど、なにしたらいいんだ?みたいな。
    そのときのヒント集として読みました。

    ふとんで坂道をつくってはいはいで登らせる、とか
    奇声を発しながら興奮して喜んでいました。
    よかったよかった。
    脳が鍛えられてるかはわかんないけどね!
    posted by リョーコ at 07:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年08月20日

    「働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法」


    働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

    働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

    • 作者: 駒崎 弘樹
    • 出版社/メーカー: 筑摩書房
    • 発売日: 2009/05
    • メディア: 新書



    今読み終わって、ものすごく興奮しています。
    みんなに読んで欲しい。買い占めて配りたいくらい。

    起きてる時間のすべてを捧げてゴリゴリ働いてきた著者が、
    「働く」ことの定義をしなおすことで、
    もっと豊かに人生を生きることができると提案し、実践を呼びかける本。

    「働くこと」と「家族運営」について最近ものすごく考えている。
    バランスをとって両方をうまくこなすことで自分は幸せになっても、
    その尻拭いをする人がいるとしたらそれはどうなのか、とか。
    現実にお金がなくなったら家族を結び付けるのは困難というか
    今とは全然ちがうモデルを考えなきゃいけないな、とか。
    でも、働くことの価値って金銭的なことだけじゃなくて
    もっと人間としての根源のことな気がして、
    人を尊重したいならその働き方を尊重したいな、とか。

    そういうモヤモヤにパシッ!と解決のヒントを
    投げかけてくれる本でした。
    でも答えじゃない。
    自分のやり方で、自分の頭と手足を使って、
    先へ進むためのヒント集と、私には思えた。
    posted by リョーコ at 23:31| 東京 ☀| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年08月12日

    「『私たちは繁殖している』うらばなし―あなたも妊婦写真を撮ろう―」


    『私たちは繁殖している』うらばなし―あなたも妊婦写真を撮ろう (文春文庫)

    『私たちは繁殖している』うらばなし―あなたも妊婦写真を撮ろう (文春文庫)

    • 作者: 内田 春菊
    • 出版社/メーカー: 文藝春秋
    • 発売日: 2009/07/10
    • メディア: 文庫



    「フィクション」である漫画「私たちは繁殖している」の
    裏話? 元ネタ?
    のエッセイ集。
    夫が「好きだろうと思って」とおみやげに買ってきてくれた。
    好きです。

    今読むと、妊娠出産を取り巻く状況はここ10年くらいで
    ものすごく変わったんだなあと思う。
    この中で春菊さんが周囲に反発しながらやってることって
    今はぜんぜんポピュラーなこともいっぱいあるから。

    今までやってたからやり続けなきゃいけないなんてことはないし、
    多くの人がやってないからできないというわけではない。
    最近私はよくそう思ってるんだけど、
    そしてそういう風に行動してるつもりなんだけど、
    そのスピリットは「私繁」シリーズの影響も
    多分にあると思う。

    しかし、元夫に対する愚痴の多さには閉口。
    せっかくの才能にけちつけるみたいでもったいない。

    posted by リョーコ at 01:15| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年08月08日

    「おとうさんといっしょ」


    おとうさんといっしょ (新潮文庫)

    おとうさんといっしょ (新潮文庫)

    • 作者: 川端 裕人
    • 出版社/メーカー: 新潮社
    • 発売日: 2008/09/30
    • メディア: 文庫



    内田春菊が自著の中で紹介していたことがあって、
    そのものすごく部分的で衝撃的な内容にショックを受け、
    気になりつつもこわくて読めずにいたんだけど、
    ワーキングマザーサロン研修の課題図書だったので読了。

    母乳がうらやましくて“ふにゅう”を出そうとする男、
    妻の出産に気が進まないながらも立ち会う男、
    妻と結婚するという息子へ複雑な気持ちを抱いてしまう男、
    海外出張へ行った妻におきざりにされた子どもたちと新しい家族のかたちを探す男、
    と気になってたショッキングな場面とは違った意味で
    とても刺激的な短編集。

    子育てって
    女は体の内部から進行が始まるから、多少理不尽があっても
    本能で切り抜けられる部分もあるけど、
    男はいきなり目の前にでん!と置かれて、それを自分なりの理屈で
    切り抜けていかなきゃいけないところがあって、
    だから個性が出るところも多々あっておもしろいとおもう。

    理屈をこねるのが得意だから
    体は産めるようにはならなかったのかなー
    感情ばかりが先に立つから
    体は産めるように進化したのかなー
    とか考えてしまった。

    posted by リョーコ at 09:37| 東京 ☁| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年06月05日

    「おかあさんのための自然療法」


    もっとゆっくり、もっとやさしく おかあさんのための自然療法 2009年 04月号 [雑誌]

    もっとゆっくり、もっとやさしく おかあさんのための自然療法 2009年 04月号 [雑誌]

    • 作者:
    • 出版社/メーカー: クレヨンハウス
    • 発売日: 2009/03/03
    • メディア: 雑誌



    東京23区内って通院も入院も子ども医療費が無料なんだそう。
    杉並区は15歳まで無料。とてもありがたいことだ。
    自分が子どものころ大きな病気をしたことがあるのでとてもそう思う。

    とはいえ、
    家族のちょっとした不調は自分でケアできたらいいなー
    と思って自然治療に興味を持ち始めました。

    ↑この本は、いろんな方法をさわりだけ
    でも実用的なかんじで紹介しているので、
    実践するしないにかかわらず読み物としてもおもしろい。
    「ねばならない」的なことは一切書いてないし。
    (マクロビとかそれが多すぎてまったくやる気になれない)

    もっと詳しく知りたいなと思って
    クレヨンハウスでテーマごとの書籍を見たら、
    難しすぎて断念しましたけども。

    そこまで本気でやりたいわけじゃないんだけど
    なんとなくかじりたい、くらいの人には最適な入門書です。

    私はこれを読んでレモンバームの種を植えたよ。
    芽が出て感動しました。

    *

    私の母は
    「カゼを引くなんて自己管理がなってない」と病人に厳しい人です。

    でも、カゼを引くといつもパンプディングを作ってくれて
    それを食べながらふだんは見れない昼間の教育テレビを観るのが
    至福のときだったなあ。
    posted by リョーコ at 08:21| 東京 ☔| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年04月18日

    「女ですもの」


    3度目の結婚のあげく籍を抜いて4人子どもを育てる内田春菊と
    事実婚のパートナーとの間に1人の子どもがいるよしもとばななの
    育児・家族・仕事に関する超女目線の対談集。

    内田春菊の「私たちは繁殖している」シリーズと
    よしもとばななの「こんにちわ!赤ちゃん」を
    妊娠中愛読していたので、
    「おお!あの子どもがこんなに立派に!!」
    と久しぶりに会う親戚の子の成長ぶりを見たときみたいな
    気持ちになるところもありつつ。
    内田息子@は、親バカを差し引いても
    すごくちゃんと育ってる気がしてよかったなあと思った(えらそう?)

    2人が事実婚を選んだ理由っていうのは、
    「嫁は家のもの」っていうのに反発を覚えたってことなんだそう。
    これには深い共感と、自分がすでに入籍してしまったことへの不安を
    かき立てられました。

    私は彼と一緒にいるという約束のつもりでした入籍が
    相手の家庭の一員になるという意味合いで
    受け取る人もいるんだなということが、
    (世代によってはそれが一般的だということが)
    結婚して驚いたことのひとつでもありました。

    彼に喜んで欲しいから
    彼の家族にはできる限り優しくしたいとは思うけど、
    家族だから、義務だから、ということでいろんなことを押し付けられると
    「そういうつもりじゃなかったんですけど…!」
    と全力で逃げ出したくなる。

    もともと自分の生まれ育った家庭からも
    支配されたり押し付けられたりするのが嫌で、
    家を出てひとりで暮らしてたので、これは性分なんだろう。

    こんなこと思ってるのは私だけなのか?
    みんなうまくやってるのか?
    だとしたらこんな自分が嫁にきてすいません
    と思ってたのが、ちょっと気が楽になりました。
    と同時にこれからどうしたらいいのかなーとちょっと暗い気持ちにもなりました。

    「私たちは繁殖している」シリーズの後半で
    義理の親たちとの泥沼に嫌気がさしてたけど、
    よしもとばななの言葉を通すと、それが読みやすくてうつくしく
    この組み合わせでよかったなあと思った。

    育児に関する部分は↓すごく面白いし参考になります。

    posted by リョーコ at 08:28| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする