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    2016年06月16日

    どうして子どもと一緒に旅へ出るのか

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    旅行するのが好きだ。人に、子どもたちは誰かに預けてひとりで行くってことは考えないの?と言われて、それは考えたことはあるけど、しばらくはしないかもと思った。その理由。

    (今なら)7歳と3歳の子どもたちと行って、彼ら自身の目で見るその地のことが知りたいし、「7歳と3歳の子どもを連れている人」としてその地で受ける自分自身の扱いにも、興味があるから。それは、ひとりで行く時には全然知り得ないことばかりだし、子どもたちは私以上にどんどん変化してるから、例えば今感じられることは来年だと気付かない(別のことには気付くだろうけど)。だから、どこであろうと今行かなきゃ!って気分になる。

    子どもたちが、この場所はこんなところが好きだ、楽しい、不便だ、ここと比べると日本は...みたいな話をするのを聞くのはすごく面白い。そして私自身、知らない場所で新しいことを体験するのがものすごく好き。世界はこんなに楽しいよ、っていうことを自分の大切な子どもたちとわかちあいたいし、万が一今いる自分の場所が楽しくなかったとしても、移動すれば大丈夫、そんなことはなくなるかもしれないよ、って刷り込みたい。

    子どもを連れてることで、ある場所から排除されたり、逆にとてつもなく親切にしてもらえたりすることも面白い。1箇所に留まっていると、子どもを持っていることとはこうである、とひとつの価値観にがんじがらめになりがちだけど、自分が場所を変えることで、同じできごとでも違った解釈ができる、って身をもってわかる。

    あとは、そのうち子どもの側にも社会が広がって、親とばっかり遊んでるわけにもいかなくなるだろうから、付き合ってくれるうちにたっぷり遊びたい、っていうのもある。私はふだん子どもと過ごす時間が、人と比べて長いほうではないから、仕事が休みの時はそのぶん取り戻すべく過ごしたい。

    あと何回くらい、こうやって一緒に旅に出られるかな〜。

    posted by リョーコ at 05:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年03月11日

    産後の率直シンキング

    産後しばらくずっと頭の中を占めていたのが、
    自分の人生はこれからどうしようということだった。

    子どものことは情報も、手もいっぱいあって、
    何より生命力がとても備わってるから大丈夫と
    直感的に思ったんだけど(夫や実家の家族の助けも大きかったし)、
    自分はもう手すき過ぎるというか。

    産んでみたはいいものの
    自分の身ひとつだったときとは段違いに行動が制限される。
    そして愕然とするほど体力が落ちている。
    頭の体力もびっくりするくらい落ちている。
    職場から送られてくる見本誌を読んで、
    そのあまりの情報量の多さに知恵熱を出した。
    渋谷に行ったらまた情報量の多さに頭痛が止まらなくなった。
    半年前まで生活圏内だった文化すら、消化できない自分にびっくりした。

    会社を出てみて、
    産前と同じ仕事を産後も続けるのが思ったよりずっとマイノリティなことや、
    いまだに子どもと仕事の両方を持つことに対してよく思わない人がいることに
    気がついた。いや、今まで見ないようにしてたのかも。

    産む前は、自分がやりたいことは全部できると本気で信じてた。
    子どもを産むことだってやりたいことのひとつで、
    それができたんだからほかもできるに決まってる
    とまったく疑ってなかった。

    それが、あれ?と思い始めたのは
    子どもを産んでからの自分がそのときの自分を取り巻く環境からは
    「この赤ちゃんのお母さん」
    「○○くん(夫)のお嫁さん」
    として認識されてばかりだと気がついたとき。
    自分の考え方とか、個性などは問われてないなと気がついたとき。

    そうしたら、子どもを産むことで失うものの存在が一気に
    クローズアップして感じられた。
    だから産む前と変わらない自分に固執するようになった。
    まあ前の自分が好きだったわけじゃ全然ないんですけど、
    アイデンティティがそこにしかないのでやむなく。

    子どもの話はしすぎないようにしたかったし、
    学生時代とか職場の友達とばかり遊んでいたし、
    変わった(=できないことが増えた)自分を認めたくなかった。

    せめてあと3年遅く産んでればなにができたか
    みたいなことを考え始めるようになった。
    シェアリングの場で高齢出産した人が(多いんだまたこれが)
    いろいろリスクがあって辛かった、みたいな話をすると
    今までさんざん楽しんできたんでしょ、と反発を感じるようにもなっていた。

    ああ嫌だ!!!

    ずっと家の中にいると自分の精神が腐りそうになるので、
    いろいろ出かけるようになった。
    その中でマドレボニータの産後クラスに参加して、
    心の霧がぱーーーーっと晴れていくような気持ちになった。

    体を動かして爽快感を得ると、自分ができることはたくさんあると思える。
    そう思えると前向きにものを考えられるし、そのためにどうしたらいいか考えられる。
    それが考えられるとモチベーションがあがるのでさらに体を動かす。
    そうすると体力が戻ってきて余裕が生まれるのでまわりの人に優しくしたくなる。

    そしてこのクラスで子どもを産んでも
    たくさんのことを得ている人々にたくさん会って、
    産後の自分も認められるようになった気がする。
    どうせ変わるなら妊娠前よりいい自分になりたいと欲も出てきた。
    言葉にすると陳腐だけど。

    体と心はこういう形でつながってるんだなあと実感した。
    どっちかか大事なんじゃなくて、どっちも大切にしないと成り立たない。
    強くなければ優しくできないというけどまさにそう。
    今すごく優しくしたくて守りたい人がいるんだから、
    もっともっと強くなりたいと思った。
    強さとは人を傷つける力じゃなくて、
    なんでも受け容れて飲み込んでしまえるような懐の深さのこと。

    そんなわけで今また、人生欲みたいなものが
    ふつふつと燃え上がっているのです。
    posted by リョーコ at 05:33| 東京 ☀| Comment(2) | 自己紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2009年01月22日

    長いプロフィール


    私は26歳、
    横須賀で生まれ、東京で育ちました。

    自分の人生のもっとも大切な判断基準は
    「自分が楽しいと思うか否か」
    また、好きなことではあるけど賃金の低い仕事を経験して
    「生活を楽しむゆとりがあるくらいお金が手に入る」
    ことも重要だと思いました。

    そして大学卒業後、
    雑誌編集者という仕事に就きました。

    幅広く、望むならば深く
    いろいろな事柄に触れ、
    たくさんの人々に出会えるこの仕事を
    私は愛していました。


    旅に出ることも私を構成する重要な要素のひとつです。

    ずっと情報の多い東京で過ごしました。
    そのせいか日本のほかの土地にあまり関心がなく、
    ずっと外国にあこがれていました。
    飛行機をみて、外国へ行く人々の気持ちを想像し、
    涙ぐむような子どもでした。

    初めて外国へ行ったのは19歳のとき。
    ひとりで1ヶ月間、パリへ行きました。

    それからバイトをしてお金を貯めては、
    学校の長期休暇はひとりで旅に出ました。
    海外に住む知人を訪ねたり、
    現地でできた友達の家を泊まり歩いたりもしました。

    旅先で一番見るのが好きなのは市場です。
    日本では見たことがないような食材や
    人々の迫力ある生活感がたまらなく好きなのです。

    仕事を始めてからは
    時間はなくてもお金はあるので、
    少しでも休みがとれると一目散に空港へ行き、
    とにかく旅行へ行きました。
    旅行に行くために徹夜して仕事を終わらせ、
    飛行機の中で熟睡、ということもよくありました。
    年に3〜4回は外国へ行っていました。


    でも、自分で稼いだお金で
    自分だけを楽しませる活動は、
    もういいやという気分になったのです。

    もっと生産的で、学びがあって
    社会に貢献できて、なによりおもしろいことがしたい
    と思ったら、それが私にとっては出産と育児だったのです。


    私は母に、
    「女性も経済力をつけなさい」と
    小さいころから繰り返し聞かされてきました。
    母は結婚で仕事を辞め、それに対して悔いがあるように見えました。
    母に能力があると思っている私は、そんな母を見るのが残念でした。

    母が好きだったので、
    母自身に人生を楽しんでほしいと願っていたのです。

    今、自分が母になってみて
    自分だったらこんな人を母に持ちたい
    と思えるように気をつけているつもりです。

    それは
    「自分自身が楽しんでいる姿で
    子どもに影響を与えるような人」
    です。

    だから私は
    仕事を続けるし、
    旅もやめません。

    ただし、
    子どもも幸せだと思えるかたちで実現するのが
    続けるための条件だとも思っているのです。
    posted by リョーコ at 02:40| Comment(0) | 自己紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする