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    2012年08月08日

    備忘録

    息子を腕まくらで寝かしつけていたら、
    眠りにおちる直前の一瞬目があったので、お互い微笑み合った。
    息子の笑った目が線になったまま、目尻の向きだけが変わって眠っていった。

    (ふだんはそんなこと考えないんだけど、)
    こういう場面が積み重なって
    親が自分のことを愛してるって刷り込まれるのかなあと思った。

    子どもが喜ぶんじゃないかと思うことをするのって
    私の場合はほとんど自分が親にしてもらって嬉しかったことで、
    親には愛し方も教わっていたんだなと思う。

    思春期だったりすると反抗したいこともあって
    でも、これをすると親が悲しむからしないでおこう、と
    私はけっこういっぱい思ってきた。
    そんなふうに育てられたことを、
    当時は枠にはまってつまらないことだと思ってたけど
    大人になって自分をそれなりに肯定した今から見ると、
    自分の生き方は親の愛情に支えられてきたんだなって気がする。

    息子の寝顔を見ながら、
    こんなにかわいいこの子も
    将来死にたいくらい辛いこともあるんだろうな、と思った。
    本当は一個一個歩く先にある石をどけてあげたいくらいだ。
    でもそれはできないから、
    自分で石をのけられる強さを持てるくらい
    愛をいっぱい注ぎたいし、それに気付かれるように表現していきたい、
    と思ったところで私も寝よう。
    posted by リョーコ at 23:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年12月31日

    よいおとしを

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    2011年が終わろうとしてる。

    世界も、自分の近辺も、大きく変わった1年だった。
    でも、これからもっと変わるんだろうな。
    あとから見れば、その前触れみたいな年に感じられるんじゃないかな。

    いい年だったとは、正直思えない。
    私はへたれだから、この1年がなくて済むならなければよかったと
    ほんとうは思ってる。

    変化に自分がついていけなくて、
    立ちすくんでるような印象だったから。
    途中で、もういいから2011年は早く終わってほしいと思ってた。

    これからも自分の力ではどうしようもない変化っていうのは
    いっぱいあるんだと思う。
    そういうことを起こらないようにはできないから、
    起きたときに自分がちゃんとすぐ動き出せるように、
    精神的にも肉体的にも足腰鍛えて、
    大事なものは常に見失わないようにしたい。

    でも、大事なものを選ぶっていうのは
    そうでないものを捨てるってことだと改めて確認したりもした。



    このあいだ遊園地に行ったとき、
    絶対したいことを決めて、それから先に乗ったり見たりしないと
    そしてそれを自分で決めないと
    ぼんやり疲れだけ溜まるんだなって思った。

    どれも楽しそうに見えるけど、1日で全部回るのは無理じゃん。
    それにみんなが乗りたがる、ほしがるものでも
    自分にとっては興味がないものもあるじゃん。
    逆もそうで、みんなが見向きもしなくても
    自分はどうしても見てみたいものもある。

    1年後に振り返ったとき、
    世の中のあり方はともかく、
    自分のあり方に関しては納得できてるといいな。


    posted by リョーコ at 16:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年09月26日

    9月25日

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    お父さんが育てたばらが
    今年もちゃんと咲いた。

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    「じいじはのりものがなくてこれないんだよ。
    でもちゅうしゃじょうにいけばあるかもしれないね」
    まだ神様の領域に2歳児はいるのかもしれない
    と、ときどき思う。

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    季節の変化が、
    かなしくもあり救いでもある。

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    先週の台風で、
    あちこちの木が倒れて立ち入り禁止の札がかかっていた。

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    今日は、本当に
    今まで見たことない世界みたいに、世界が見えた記念日。

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    posted by リョーコ at 00:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年09月16日

    親を亡くすということ

    8月29日に、
    父が亡くなりました。
    56歳でした。

    あと1日、生きてくれたら
    57歳になるところでした。

    遺影には、5ヶ月前に一緒に行った箱根で
    私が撮った写真を使いました。
    お父さんは、ずっと笑顔。
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    最初に父のがんがわかったのはおととしの冬。
    それから手術、抗がん剤治療をして、一時は本当に元気になった。
    もしかして骨転移しているかもしれないと言われたのが今年の6月。
    それからたった2か月で他界するなんて、
    本人も思っていなかったと思う。
    最後まで、余命宣告はされなかった。



    とにかく熱い人だった。
    子どものころはよく怒鳴られたり、殴られたりした。
    私が小さいころは町中でケンカして、警察に連れてかれたこともあった。
    出掛ければ、お店の人にしょっちゅう説教していた。
    2時間説教して、最後はお店の人にお礼を言われたりもしてた。

    涙もろくて感動しやすい人だった。
    ドラマでも映画でもよく泣いていた。
    私の結婚式は多いに酔っぱらって、真っ赤になりながら泣いていた。

    会社を経営していて、仕事がすごく好きだった。
    仕事は楽しい、素晴らしいものだといつも言っていた。
    だから私は、早く働きたかったし、働くのがとても好きになった。
    でも仕事と同じくらい、家族のことが大好きな人だった。
    家族だけじゃなくて、人間がすごく好きな人だった。



    父ががんになったときから、
    人生ってなんでこんなにつらいことがあるんだろう
    こんな思いをしてなんで生きていかなきゃいけないんだろう
    とずっと思ってた。
    でも、亡くなったときのショックは
    それまでの比にならないくらい大きかった。
    亡くなった日より後は、景色が全然違って見えた。



    親を亡くすというのは、
    自分の中の時代がひとつはっきり終わるってことだと思った。
    愛されて守られていた、子どもの時代がはっきりと終わった。



    ゆっくり悲しむ間もないくらい、
    初めて自分が当事者になる葬儀は大変だった。
    そしてお墓のことや、残された会社を継ぐ弟、
    それを心配する母を見ていると、
    死の事実が何倍にもつらく感じられた。
    こんなに長い一週間は生まれて初めてだった。



    そして、正直
    天寿をまっとうして、という年齢じゃなかったから
    すごく悔しかった。
    気持ちはわかるよ、と言ってくれる人もいたけど
    80代、90代で亡くなった人とは
    やっぱり違うと心の中では思ってた。
    誰かの悲しみを完全に理解するなんて
    絶対に無理なんだとわかった。
    私も、ほかの誰かの悲しみを100%理解することは
    絶対できないんだとわかった。
    そして、他人の悲しみに寄り添うには
    どうしたらいいんだろうと考えていた。
    全部をわかってくれたわけじゃなくても、
    でも、人からの言葉や、気持ちや、ふるまいに
    一番心を慰められたのも事実だから。



    母と弟たちを守らなきゃ、とずっと考えてた。
    母と弟たちを守るために自分になにができるか。

    いろいろ考えたことを大ざっぱに総括すると、
    私はもっとお金を稼ぎたいってことと、
    もっと子供をたくさん産みたいってことを思った。
    生きるのにも死ぬのにもお金はかかる。
    そしてお金で守れるものも、たくさんあった。
    そして、息子がいると、
    こんなつらい中にいても家族が笑顔になれた。
    今までしたことでいちばん生産的で大事な人に喜ばれたのは、
    子供を産んだことだったなと思った。

    兄弟がいて、本当によかったと思った。
    弟たちと、今までの楽しかった父との思い出や、
    母を支えるためのことを泣いたり笑ったりしながら、たくさん話した。
    心強かった。
    それで、息子にも早く兄弟を産みたい、産まなきゃと思った。

    そのふたつが手段で、目的はひとつ。
    残された家族と今まで以上に、仲良く楽しく暮らしたいってこと。



    死ぬことについて本気で考えたら、
    生きることでの課題ばかり鮮明に浮かんでくる。



    お父さん、ありがとう。
    posted by リョーコ at 00:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年08月20日

    BRUTUSの島に住む特集と、人生模索中って話

    BRUTUSの「島に住む」特集がおもしろかった。

    BRUTUS (ブルータス) 2011年 9/1号 [雑誌] [雑誌] / マガジンハウス (刊)

    虫嫌いだし、海もそこまで好きじゃないし、
    暑いのも寒いのも好まないけど、
    なんだかとても心ひかれるものがあり。

    私は、今の生活が、持続可能とは思えないときがある。
    だから、自分なりに持続可能な生活形態を
    手さぐりながら探している人たちに
    とても惹かれたんだと思う。

    自分のしていることが
    未来の世界をよくしているとは思えなかったり、
    だから今みたいにお金を得たり、生活することが、
    そのうちできなくなるんじゃないかと。

    今、自分を取り巻く環境が細かく分業化されすぎていて
    そう思うのかもしれない。
    それを補うために必要なことがあるとすれば
    人とつながり、共感しあいながら
    生きてるってことを実感することなのかなと思う。

    でもコミュニティが強固になったとして、
    自分はそのコミュニティになにを提供できるのかといえば
    特にないなーっていうのも引っかかってる。

    今から見つけるとすれば、
    それは自分がしたいことじゃなくて
    周りがなにを求めてるのか観察することで
    わかるんだろうな。



    夫に「この本読んだらなんか引っかかる!」
    って渡して読んでもらって、
    なぜ私が引っかかるのか、言葉にしてもらった。
    私は直感的にこうかも!と思うことはあっても
    その理由はまったく説明できないことが多い。
    夫ありがとう。

    posted by リョーコ at 17:34| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年08月05日

    1日3回くらい考えること

    連日の報道を見て
    できれば日本から出たいと本気で思うことが増えた。
    食べ物も水も空気も、すべて子どもの体に悪影響なんじゃないかと。

    今の仕事は好きだし、内容も待遇も理想的だけど
    この場所以外で働くことはできないものか。
    できないとしたら、自分は会社ってくくりから外に出て
    ちゃんと家族を食べさせていく能力はあるのか。
    自信がない。

    自分だけ東京に残って、夫と子どもだけ
    別の地域に住まわせるのも考えたけど、
    母親とこの時期に離れることが子どもにどんな影響があるのか
    と思うと、健康に影響があるのとどっちがマシなのかわからなくなる。

    夫と子どもはいいとしても
    東京には両親も兄弟もいる。
    置いていけるのか。
    時間には限りがある。

    1日中そんなことを考えてると気が狂いそうになるので
    仕事が忙しく、
    それ以外は家族と過ごす時間の幸せをかみしめるので暮れてゆく、
    今はある意味ラクでありがたいともおもうんだけど、
    冷静になると怖いな、とおもう。

    posted by リョーコ at 01:07| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年04月07日

    交際3ヶ月

    なるべく早く家に帰って
    一緒にごはんを食べるようにして、
    週末も3人きりでいつも過ごして
    でもそれが飽きなくて楽しくて、
    この状態はなにかに似てるとおもった。
    ああ、付き合って3ヶ月めと似てるなと。

    ということは
    これから倦怠期なども迎えていくのだろうか
    飽きない工夫やお互いへの感謝と思いやりも必要なのだろうか
    とか考えて、家族としての最終理想型ってなんだろう
    と思った。

    仲良くいたいけど、
    家族以外に好きなことやものや人がいなかったら悲しいな
    (子どもだけでなく全員に言えること)
    自分で好きなあれこれを発見できる力を
    身につけてほしい。

    そのためには好きになれる可能性があるものと
    触れ合う機会を存分に持つことが必要かと。
    乗り物とか動物とか海とかおいしいものとか。
    みんながそれをしたほうがいいから、
    しばらくは3人ぼっちでみっちり一緒にやろうと思う。

    恋人同士の最終理想型ってそういえばなんだったのだろう。
    結婚ではない気がする。
    だって結婚って、なんか全然終わりじゃないから。

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    posted by リョーコ at 02:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年03月23日

    まわりに妊婦さんがいる方へ

    今のニュースを見ていると、ふつうの人だってとても不安になります。
    ましてや妊婦をや。

    「善意」で妊婦さんを守るため
    いろいろアドバイスしたくなることもあるでしょうが、
    ぜひ、ご本人の意思を支えるかたちで守って差し上げてほしいです。

    本人がいちばん子どものことを考えてるし、
    なにがあってもそれと向き合うのは本人です。
    その人を不安にさせるのは、「善意」でしたことでも
    意図した結果にならないとおもいます。

    そして妊婦のみなさまは、
    ぜひスルー力を鍛えることをおすすめします。
    これは産後も役立つスキルです。

    体を動かすと心も本当に元気になるので
    マドレボニータのにんぷクラスもとてもいいですよ。

    なぜにんぷクラスがいいのかはこちら
    posted by リョーコ at 05:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年03月17日

    ふだんどおり と 変化 について

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    地震が起きてから、いろんなことが変わった。

    節電で街は暗くなった。
    食料品店の棚はからっぽになった。
    会社でしかできない仕事だけを会社でやるようになった。
    煽るばかりのTVニュースは見なくなった。
    早く家に帰って、家族でごはんを食べるようになった。
    早く電気を消して、寝るようになった。
    保育園には麦茶を持参するようになった。

    無駄なことを徹底的になくそうとしているし、
    大事なことを今まで以上に大事に考えるようになった。

    きっと私にとっても、日本にとっても
    大きな転換になることは間違いないんだろうな。

    週末が終わってから、
    自分の仕事の意味を何度も自問した。
    私の仕事はなくても誰も死なない。
    今はなにもせずに省エネすることがいいのか?とか
    自宅待機になる人々を見て、
    こういうときに待機にならない会社ってなんでなんだろう、とか
    でも自分も現場ではそれを指示する側なわけで、
    その場に来てくれるスタッフの安全を考えたら仕事を頼まないほうがいいのか、とか。

    でも、昨日久しぶりにつけたテレビで
    ふだんどおりのバラエティ番組をやっていて
    それを見たとき、すごーく安心した気分になって
    ふだんどおりがこんなに自分の気持ちを落ち着かせるなら
    自分にもできることがあるのかもしれないとおもった。

    あとは、職場で会う人会う人
    みんな一生懸命自分の仕事をしていて
    そういう人たちに報う意味でも
    自分のやるべきことは本気でやらないといけないとおもった。

    とりあえず近くの人に恥じないように努力することを
    みんながやれば遠くの人にも届くのではと仮定。

    家の中でもそう。
    子どもが不安にならないように(地震後ちょっと様子がいつもと違った)
    ふだんどおりを心がける。

    ふだんどおりを心がけつつ、
    考え方や生き方はドラスティックに変えていかなきゃいけないような気がしてる。
    posted by リョーコ at 22:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2011年03月13日

    地震が起きた日のこと

    今まで経験した中で一番大きい地震が、2日前に起きた。
    もっと大変な地域の様子を見て胸がいたむ。

    ここでは自分自身の記録のために、
    東京で震度5が起きたときのことを書こうとおもう。
    思いつくままに書いたらものすごい長文になってしまった。
    続きを読む
    posted by リョーコ at 15:56| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする