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    2014年12月03日

    WWOOFの日々と日常との結びつき|イギリス&スウェーデン母子旅行@5歳&1歳

    ウーファーの一日〜平日編〜

    日によって違うけど、平日はおおむねこんな生活を送っていた。
    7:00 起床
    朝食を作って子どもたちに食べさせて、森を散歩。
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    9:00作業開始
    ホストにその日の作業を確認してから開始。雑草抜き、りんごの収穫、庭の清掃など。
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    13:00昼食
    ホストが作ってくれたランチを一緒にとる。1日のうちでいちばん時間をかけて、重い食事を取るのがお昼だった。お腹空いてるし、このあともたくさん動くので、このリズムは理にかなってる気がする。
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    14:00作業再開
    子どもは飽き始めて、その辺で遊んでた。
    17:00作業終了
    動物やホスト宅の子どもや近所の子と遊んだり、森を散歩したり、夕食用の野菜を摘んだり。
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    19:00夕食
    ここで取れた野菜を使って夕食を作り、子どもたちに食べさせる。日本食が食べたいというのでそばをゆでた。男の子は保守的。
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    21:00就寝

    こんな感じの毎日を送っていた。起床と就寝の時間は、東京で生活しているときとほぼ一緒。それは子どもにとってとてもいいことだったように思う。作業中は、長男はときどき手伝ってくれて飽きるとひとりでどこかへ遊びに行ったり、部屋でテレビを見たりしていた。「お仕事しないとごはん食べられないんだよ」と脅すと、しぶしぶ雑草を抜いたりしていた。次男は機嫌がいいときは畑で長男と遊んでいたけど、眠くてぐずり出したらずっとおぶっていた。次男をおぶって農作業していると、歴史の教科書に出てきた昔の農民みたいだった。
    私はわりと働くのが好きなほうなので、草むしりにもだんだん本気になってきて、「草むしりビフォーの写真を取ってアフターと比較しよう」とか「この面積を何分で抜けるかタイムを測ろう」とかひとり黙々とモチベーションを上げていた。「子どもたちがいなければもっと高いパフォーマンスを発揮できるのに!」とか思うようになってきて、本末転倒なときもあった。終日雨という日は2週間で1日しかなかった。その日は作業はお休みで、グロスターシャーという近所の街へ観光に出かけた。


    ウーファーの一日〜休日編〜

    作業は土日はお休みだった。なので、4日間まるごとの休みがあったことになる。そのときの過ごし方は、私の場合はすべてホストが提案してくれた。子どもたちが一緒に過ごすことを前提としていたからだと思う。たぶん大人だけだったら、まったくのフリーなこともあるかと。

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    週末だけ開催のオーガニックマーケットに連れて行ってもらった。パンも卵も野菜も作った人が売っている。そしてみんな近所。日本の感覚だとオーガニックのものはかなり高価だけど、ここではスーパーで売っている大量に流通しているものとほぼ同じだった。マーケットを歩いてると、数メートルにひとりくらい知り合いに声をかけられていた。みんな顔見知り。

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    ホスト宅の子どもが私たちの滞在中にお誕生日を迎えて、バースデーパーティーを開催した日もあった。子ども用のロッククライミングの施設を貸し切っていて、これは今このあたりの子どもたちの間で流行ってるらしかった。理想をもって日々の生活を営んでいても、子どもたちが喜ぶのはいかにも俗っぽいことで、でも誕生日だから子どもが喜ぶようにしてぐったり、みたいなのがすごくリアルだった。

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    あとはホストがスポンサーになっている(!)サーカスの巡業もしょっちゅう見にいっていた。子どもたちはサーカスを見るのが初めてだったので、たまに恐がりながらも夢中で見ていた。私はたくさんのキャンピングカーで寝泊まりしながら地方を回っている、そのライフスタイルにものすごく心惹かれた。
    ほかにも隣にあるおばあちゃんの家で一緒に夕食をとったり、ロンドンから兄弟が訪ねてきたり、近所の子の家にお泊まりしたり、ホストが経営してるパブへ行ったりした。盛りだくさん。ウーファーはホストの家族として過ごすと決められているので、週末はずっと一緒にいて日常を垣間みることができた。


    そんな毎日を過ごしながらこんなことを思った

    贅沢な食事とは素材のよさとシチュエーション

    来た当初は食事が質素だなと思っていた。日本の家庭料理に比べたら手がかかっていないし、朝食と夕食は毎日同じものかお昼の残り物をささっと食べる感じ。でも、とれたての野菜で作るからシンプルではあるけど、おいしい。そして平日は質素な分、週末は時間をかけて料理して、みんなでゆっくりと楽しむ。それこそ午後いっぱいランチしたり。毎日毎食本気で料理しなくてもいいし、でも一緒に食べることと素材はいいものを使うことは大事にしたいなと思った。

    子どもには規則正しい生活が重要

    当たり前すぎるけど、早寝早起きをして、ルーティーンを守って生活することが、子どもの気持ちを安定させるんだなととても思った。それまではその日暮らしの旅行者生活を2週間くらいしていたので子どもが疲れて不機嫌になったりすることがよくあった。次になにがあるかわかることは、子どもにとって大切だ。ホストが子どもたちの生活のリズムを守ることを何よりも重視していたので、自然とそうなった。

    ご近所との関係が良好で活発

    小さな街だから、みんな顔見知り。出かければ必ず知り合いに会う。近所の子が遊びにきて夕食を食べたり、週末に近所の友だちの家に泊まりに行ったりをごく自然にしている。平日はホストたちはとても仕事が忙しいので、お迎えと夕食をママ友に託したりもよくしていた。なんだか、ご近所全体が大きい家族みたいな感じ。
    でも、それは当たり前の慣習というわけではないらしかった。共働き家庭はどこも忙しくて、でも実家が遠かったり親が高齢だったりするので、友だち同士で助け合おうと働きかけているの、とホストは言っていた。子育てをもっとシェアしないと立ち行かない、という話を聞いて、考えることは遠く離れた異国でも同じだし、行き着くところはやっぱりそこだよね、と。

    すごく離れた場所で、ふだんの生活とは全然違うことをしていたはずなのに、気付くことは帰ってからこういうふうにしたらもっと楽しいのではということばかり。生活って、環境が違っても普遍的で使い回しが利くことが多くて、そこがおもしろいなと思う。旅行は、いっときの夢みたいに非日常を楽しむのもいいけど、私はせっかく行くならそのあとがもっと楽しくなるきっかけにしたい。そういう目的にはWWOOFはすごく合致していた。

    続きます。
    posted by リョーコ at 05:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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