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    2013年07月17日

    あんまり認めたくないけど「野心のすすめ」に共感しまくった

    野心のすすめ (講談社現代新書) [新書] / 林 真理子 (著); 講談社 (刊)
    野心のすすめ (講談社現代新書) [新書] / 林 真理子 (著); 講談社 (刊)

    「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
    ――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。

    「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
    やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
    中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
    なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
    全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、
    『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、
    野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。


    なにに共感したって、第4章「野心と女の一生」。

    私はたとえ夫にどんなに収入があっても、
    仕事は絶対に続けたいと思っている。
    そう思うのはそうなり得ないことへの
    無意識の負け惜しみなのかな?
    とか自問自答してたんだけど、
    その答えがスパーンと出てきて感動すらした。

    人生の充実感とか幸福感のためももちろんあるし、
    夫や子どもの肩書きや収入でしか
    評価されないのが辛いというのもあるんだけど、
    いちばん腑に落ちたのは
    「自己顕示欲の量が人より多い人は、専業主婦に向かない」という言葉。

    家族のために何かすることだけで
    幸せを感じられる人もいるのだろうけど、
    自分はそうはなれない。
    家事も、人に褒められたくてやってる部分がすごくある。

    家庭の中だけで満足できるくらい私をほめるのは
    家族も大変だろうから(家事スキルがまったく高くないし)
    やっぱり一生働きたい。

    だから、経済的には仕事は家族のためにしているように見えても
    実際は自分のために働いてる。
    自分がしたことが誰かの役に立ったり、
    その結果お金をもらうことで「ほめて」もらってる。

    私自身がそんなだから、家族やまわりの人にも
    自分のしたいことをしてほしいなと思ってる。
    それは相手のためというよりは、
    自分が好きなことをするためのエクスキューズでもあるし、
    単に好きなことをしてる人のほうが話してて面白いからっていうのもある。

    我ながらエゴが強いと思うけど、
    何を気持ちよく感じるかって意思の力で変えられるものでもないので
    こういう自分とうまく折り合いをつけていくしかないと思ってる。

    こういうの口に出して言ってもいいんだな
    ってことを確認できて、ずばりと言語化してくれていたので
    すごく気持ちよく読めた。

    と同時に、子育ても仕事も両方やりたいってくらいで
    野心があるなんて言われない世の中になってほしいものだ、とも。

    やっぱり、自分に野心があるって、おおっぴらに言うのに抵抗がある。
    本当は野心なんてないのに、望むものは自然と手に入ったんです、
    って顔をしていたい。見栄っ張りだから。
    それじゃ本当にほしいものは手に入らないってこの年になって、
    ようやく気付いた。

    posted by リョーコ at 14:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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