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    2009年11月13日

    夫と失業と私

    何度かこのブログでも触れていますが、
    先月から夫が失業しています。
    有給消化で休んでいた時期を含めると、
    もう2ヶ月半くらい、仕事をしていません。
    契約満了、というかたちで職を失いました。

    最初は「旅行に行ける!」とおもって本当に行って、
    それはもう本当におもしろかったです。
    で、「主夫になる?」というのも最初から
    視野に(私は)入れていたことでした。
    でもことわられた。わかる気はする。

    はたらくことって、お金を稼ぐことだけじゃなくて
    社会とつながることだからさ。
    それがなくなるのはつらい、ということでした。

    児童館でも保健所でも母親同士は固まってても
    父親はいたとしてもひとりのことが多くてぽつんとしてるし。
    父親が「子どもを核とした社会」だけで生きていくのは
    母親とちがうよな、ともおもっていました。
    (私は母親だけど、私もそれのみにはなれない)

    それで今仕事を探してるんだけど、
    私から見るともどかしいな、とおもうこともたくさんあります。
    もっとがつがつ、パキパキやればいいのに、とおもってしまう。
    そのまま口に出して険悪になったり。

    私よりも優れたところがたくさんあるのに、
    それを表現するのがうまくない。
    たいした能力もないのに表現するだけで糊口をしのぐ私には
    もう、本当にもったいないとおもえてしかたない。
    そして、仕事観とかもっといえば人生観みたいなものに
    親や家族の影響をものすごく感じるのです。
    私たちは2人でいるととても楽しいけど、
    全然ちがう文化で育ってきたまったく別の人間なんだと。

    夫が仕事が楽しいとおもえる職場を見つけられるといいな
    と心底おもっているのですが、
    今夫が時間が自由になることで私がとても救われている部分もあって。

    職場復帰して一日も休まず会社に行けるのは、
    全面的に夫のおかげです。
    この半月、息子は体調をくずしまくって、
    保育園も行ったり行けなかったり、
    病院もしょっちゅう行ってたし、薬ものませなきゃいけないし。
    (保育園では原則薬はのませてもらえない)
    ぜーんぶ夫がやってくれてます。
    私がしてる家事は買い物と食事のしたくくらいで、
    ほかの家事も全部してもらっています。

    夫が働いてて、私が休暇中のときを考えれば
    家事は全部私がしてたし、息子は四六時中一緒にいたし、
    しかもお弁当まで作ってたし、でも家にお金は入れてたし!
    とおもうこともなくはないのですが(笑)
    でも、やっぱり今の状況にすごく感謝しています。
    だから、今の自分を「ワーキングマザー」なんていっていいのか?とおもう。
    まあたしかに働いてるし母だけどさー

    最近とてもおもうのが
    結婚しなければ、見えなかったもの、考えなかったことがたくさんあるということ。
    似た環境や、自分と近い性格の人とばかり付き合ってただろうなってこと。
    相手のことを人生をかけて理解してくってのを前提にいろいろ考えるから
    今までとは本気度がちがうし、目に入るものも変わってくる。

    うまく言えないけど、
    生きてるなーって感じがする。
    子どもをもったことでも人生の幅が広がったけど、
    結婚でも間違いなく広がってる。
    幅の広い人生をいきたいです。

    今読んでる本のうちのひとつ。

    どんとこい、貧困! (よりみちパン!セ)

    どんとこい、貧困! (よりみちパン!セ)

    • 作者: 湯浅 誠
    • 出版社/メーカー: 理論社
    • 発売日: 2009/06/25
    • メディア: 単行本(ソフトカバー)



    こんな本も今までは全然興味なかったよ。
    先頭きって「自己責任!」って言う側のひとだったもん。

    posted by リョーコ at 05:55| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 内面の吐露 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
    この記事へのコメント
    結婚って、本当によくできた制度、文化だな、と思います。
    同じような家庭環境で育ってきたはずの私と私の弟。
    個性があるのはわかっていたはずなのに、
    それぞれが、それぞれの相手を見つけて結婚して、
    あらたな「家庭」という環境、小さな社会を創り上げると、
    それはもう、私たち姉弟の「実家」とはまったくもって違うものになる……。
    それをどうにかこうにか受け入れたり、補強したり、マネジメントしたりしていくのが、
    つまり一人前になるってことなのかな、とか思ったり。
    結婚について、いろいろな考えの方はいると思うのですが、
    私は、結婚してよかった、と思う。
    Posted by イノシシ at 2009年11月13日 06:14
    わたしの夢は綾子ちゃんに会うことです。

    夢がいっぱい。
    Posted by at 2009年11月13日 11:29
    イノシシさん

    私はまだですが、
    兄弟がつくる家庭っていうのもすごく興味があります。
    そうかー、全然ちがうんですね。
    実家の文化って盤石なかんじがしますが、
    それだって両親がふたりでつくった「小さな社会」ですもんね。
    人として、成長というほどまっすぐに
    目的地に向かってるわけではないですが
    でも一点に留まってるわけではないというのも
    実感として確実にあるわけで。
    私も結婚してよかったとおもっています。


    ななしさん

    ありがとうございます。
    いつかお会いできる日を夢見て。
    Posted by リョーコ at 2009年11月14日 23:17
    “ななしさん”は僕の彼女です。 多分、名前入れ忘れただけなんで宜しくです。

    彼女も僕もりょうこちゃんの書くことにはかなり感動的な影響を受けています。

    愛に溢れ強く素敵な女性だなぁ

    また家庭訪問させて!

    あ、来週の日曜日の鍋パ可能性ったら是非来てちょ!

    旦那さんにも宜しく!
    Posted by 井澤アレックス at 2009年11月15日 21:24
    アレックス。。。
    ありがとう。
    家おいで。
    うれしいよ。
    でもあんまりほめられると
    千尋ちゃんをがっかりさせそうで心配だから
    そこそこにほめてください。
    ありがとう。
    Posted by リョーコ at 2009年11月18日 23:23
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