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    2009年09月07日

    出版の未来/「瞬刊リアルタイム」

    「瞬刊リアルタイム」という出版イベントに参加してきました。
    http://sites.google.com/site/shunkan00publishinglive/

    その場で取材も撮影も執筆もデザインもやって
    即雑誌にするというイベント。
    「出版が遅いって誰が決めた?」を掲げて
    新しいメディア形態を生むかも、というもの。

    結果として、出版は遅いメディアだと再認識しました。
    早さにどんなに尽力してもネットには絶対かなわないし、
    そんな中で残る価値のないコンテンツをつくっていたら存在意義はない。

    そう考えると、
    一部のずっと手元に残しておきたいと思われる雑誌以外は
    すべて淘汰されるんじゃないかという気がした。
    これだけ広告が入らない現状での雑誌の役割って、
    二次使用が見込めて長期間の鑑賞に耐え得る
    コンテンツづくりだとおもうんだけど
    それとスピードって相反するケースが多い気がする。



    リアルで、というキーワードにはうなずけるところもあった。
    もっと書店に出版社は仕掛けていくべきという話とか。
    (書店側の意見を聞いてみないとほんとはわかんないけど)

    ただ、今回のイベントに関しては、ライブにしたことの意義が
    まったく生かせていなかったとおもう。
    昔小林よしのりがゴーマニズム宣言で
    マンガを描くライブを日本武道館でやるけど
    地味すぎて観客大暴動って話を描いてた。
    それを思い出した。

    主催者が参加者のことを見ていない。
    なんのために観客を入れたのかわからない。
    読者を見ずに本をつくる編集者みたいだ。自戒。
    (でもゲストの小明さんはもんのすごく気を遣って
    ほんとうにがんばっていた。かわいそうなくらいに。)

    参加者は主催者との温度差を敏感に感じるものなんだと実感。
    これからイベントを開催するにあたって、これも自戒。



    ライブ&出版をどうやってビジネスに落とし込めるか
    という質問をされたゲストスピーカーが
    「金には基本的にならないから、会社の不動産資産が続くまで赤でも続けろ」
    と言っていて、それなら趣味で個人がメディアをつくっても
    十分勝負できるんじゃないかとおもった。
    むしろ身軽にできて、特化しやすいぶん、おもしろいんじゃないかと。

    最近読んだ、そんな感じの本。
    読みづらいけどおもしろいです。


    新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

    新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に

    • 作者: 小林弘人
    • 出版社/メーカー: バジリコ
    • 発売日: 2009/04/03
    • メディア: 単行本



    posted by リョーコ at 02:03| 東京 ☀| Comment(0) | 子どもと一切カンケーなし! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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